美しい布を、もう一度。

美しい布を、もう一度。

カーテンの残布から始まった、手作りオンラインのものづくり

カーテンを仕立てるとき、布は窓の大きさに合わせて裁断されます。

どれだけ丁寧に計算しても、どうしても使い切れずに残る布があります。

私たちは、それを「残布」と呼んでいます。

カーテンをつくるために必要な布を裁断したあとに残るものだから、これまでなら、そのまま保管されたり、場合によっては廃棄されたりすることもありました。

けれど、あるとき改めてその布を見てみると、ふと思ったのです。

「この布は、本当に捨ててしまっていいのだろうか」


残ったからといって、価値がなくなるわけではない

そこにあるのは、世界のファブリックメーカーが生み出した美しい布。

色、柄、素材感。

一枚一枚に、それぞれの個性があります。

カーテンとして使うには足りなくなったとしても、布そのものの美しさが失われたわけではありません。

むしろ、カーテンという大きな用途から離れてみると、クッションカバーやバッグ、小物など、別のかたちで楽しめる可能性が見えてきます。

「残った布」ではなく、
**「もう一度使える美しい布」**として考えてみる。

そこから、手作りオンラインのものづくりが始まりました。


布を見てから、つくるものを考える

一般的なものづくりでは、「この商品をつくるために、この材料を用意する」という順番があります。

手作りオンラインは、少し違います。

まず、そこにある布を見る。

どんな柄なのか。
どんな色なのか。
どんな素材なのか。
そして、どのくらいの大きさが残っているのか。

そこから、

「この布なら、こんなものにしたら似合うかもしれない」

と考えていきます。

だから、同じものをたくさんつくることはできません。

一枚の布から、できるものも限られています。

でも、それこそが手作りオンラインの面白さだと思っています。


同じものがないから、出会いがある

たとえば、同じ柄の布があったとしても、裁断された位置が違えば、見える柄も変わります。

同じ商品をつくったとしても、一つひとつ表情が違う。

そして、布の在庫がなくなれば、その商品はつくれなくなるかもしれません。

つまり、一つの商品との出会いは、一度きりかもしれない。

それは大量生産の商品にはない、布から生まれる楽しさです。

お店を眺めていて、

「この布、好きだな」

と思う。

そこから始まる買い物があってもいいと思うのです。


世界の美しい布を、日本の手仕事で

手作りオンラインで使うのは、主にヨーロッパを中心とした世界のファブリックです。

インテリアの世界で長く愛されてきたファブリックには、単に「きれい」というだけではない魅力があります。

大胆な色使い。
繊細な植物柄。
クラシックなモチーフ。
時代を超えて楽しめるデザイン。

そんな布の魅力を生かしながら、日本の手仕事によって新しいものへと仕立てていきます。

海外の美しい布と、日本のものづくり。

その組み合わせによって、カーテンとはまた違った、布との付き合い方を提案したいと考えています。


「もったいない」だけでは、続かない

もちろん、布を捨てずに活用することは大切です。

ものをできるだけ無駄にしないこと。
一度つくられたものを、できるだけ長く生かすこと。

それは、手作りオンラインを始めた大きな理由の一つです。

でも、「もったいないから買ってください」だけでは、ものづくりは続きません。

私たちが一番大切にしたいのは、

「この布、素敵だな」

という気持ちです。

環境のためだからではなく、
まず、その布が美しいから。

そして、気に入って手に取ったものを、長く大切に使ってもらえたら。

それが、私たちにとって一番うれしいことです。


美しい布を、もう一度。

カーテンを仕立てるために選ばれた布が、カーテンとしての役目を終えたあとも、誰かの暮らしの中で新しい役割を持つ。

クッションカバーになったり、バッグになったり。

小さな布だからこそできるものがあります。

そして、その一つひとつが、誰かにとっての「お気に入り」になるかもしれません。

捨てられるはずだった布に、もう一度、暮らしの場所を。

手作りオンラインは、そんな思いから生まれたショップです。

美しい布を、もう一度。

あなたの暮らしの中へ。

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